くるみとあんずの散歩道

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祖父の残した言葉

2013/02/25(Mon) 13:35
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ご心配おかけしましたが、くるあんママは元気に暮らしています。

亡くなった母には、心の中で話しかけています。



そう言えば…母が今の私の年齢の頃、祖母(母の母親)が亡くなりました。

あまり仲の良い祖母と母ではなかったのですが、祖母の死をきっかけに

母は気が弱くなったように見えました。

火鉢の横にチョコンと座り、すすり泣いている姿を度々見かけました。

「みんながアタシのこと馬鹿にするんだよ…親無しっ子だと思って…」と言う母に

『バカじゃない!』と言う言葉をグッと飲み込み

「小さい時に親を亡くした戦災孤児のことを思えば、60まで親と暮らせたことは幸せよ」

と私は言いました。母は袂で涙をぬぐい、その場はうなずきながらも、

自分の心中を解ろうとしない娘に不満な様子でした。

叔母(母の末妹)も祖母亡き後、動揺するあまり精神状態が不安定になり

「幽霊が出た」などと騒ぐ日々が続きました。


私はどんな形で母を忍ぶのだろうか…と思っていましたが…

心の中で思い出したり、冷静に考えたりすることはあっても、暮らしも気持ちも

落ち着いた日々を送っています。

親無しっ子になっても、気が弱くはなっていません。(^_^.)

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我が家には尊敬を一身に集めていた祖父の残した言葉がいくつかあり、その一つに

『親族が死んだからといって大げさなことをしてはいけない。

 大事なことは、今生きているものの暮らしを守ること。

 商売を疎かにしてはいけない。』というのがあります。。。

私は今、商売をしている訳ではありませんが…今、生きている叔母や家族の

暮らしを守ることを第一に考えています。



また、祖父が残した言葉を思いながら、自分が死んだ時を想像しますと、

やはり静かに質素に見送ってほしい、と思います。

去ってゆく私のことは、心の中で悼んでほしい。

生きている者は現実を大切にしてほしい・・・と。

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私は今、自分の亡き後のことを思い、樹木葬を検討しています。

嫁ぐかもしれない娘たちに、墓守という責任を背負わせないために。ただ…

お寺のご住職が変わると、どのような扱いになるか解らない樹木葬ですので

充分に調べた上で結論を出そうと思っています。

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今は叔母を大切にし、

くるあんや、パパとの暮らしも大事にするためにも、

ママは当分、元気で暮していきますよー!

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そうそう…また今日、亡き母の微笑ましい思い出が一つ、甦りました。

大の犬嫌いだった母は、私が拾ってきたボンに向かって、いつも怒りの声を上げていました。

何も悪いことをしていなくても、ガミガミ怒鳴ってばかりでした。

でも、なぜかボンは母を嫌ってはいないのです。前の飼い主に虐待され捨てられたボンは

私に拾われたあとも、傷つきやすく繊細な子でした。叔母と私にしか懐かなかったのに

どことなく親しげな目で母を見ているボン…不思議でなりません。


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話は変わり。。。くるあんママは子供の頃、鰹節を削る係でした。

今のように削り節のパックが広まる前、毎日鰹節を削っていました。そんな時

匂いに釣られるようにボンが近づいて来るのでした。これ以上削れなくなった小さな鰹節を

ボンにあげると、うれしそうに尻尾を振り、前足で抑えてカリカリかじっていました。

以来、ボンに鰹節を上げるのが楽しみで、残り少なくなった鰹節の大きさが少しずつ大きくなり

ボンのおやつになっていったのです。ある日それが母の目に留まり、母は激怒!

ヒステリックに大声を出しました。ボンはその声におびえる様に犬小屋に駆け込み

後には小さな鰹節が残っていました。それを見てボンが可哀想でたまらず、私は泣きました。


翌日学校から帰ると、いつものようにボンは尻尾を振りながら出迎えてくれました。

ただ、いつもと違うのは困ったような目で寝床を見て吠えるので、近付いて見てみると

なんとボンの寝床の片隅に、真新しい鰹節が1本、置いてあったのです。

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「お母さんがボンにくれたの?」と聞くと

「知らないね・・・」と背を向けた母。でも、こんなことをするのは母以外にいません。

傷つきやすいボンが気を許しているような目で母を見る理由が、

垣間見られた一瞬でした。


思い出 コメント:4 トラックバック:0
コメント:
--NoTitle--

女性の方にこのような言い方をしては、失礼かもしれませんが お母様は、シャイな方だったなのでしょうか?
本当は、ぼんちゃんに優しくしたいのに思わず怒って
しまったり 鰹節をあげても知らないふりをしてしまったりなさったのでは?
ママさんの御心のなかで、いつも会話をなさって 思い出ももっと良い物になるのでしょうね ♡

by: トトロママ * 2013/02/25 15:30 * URL [ 編集] | page top↑
--☆トトロママさんへ--

ありがと…トトロママさん。。。
おっしゃる通り、シャイで素直に自分を出せない人だったのかもしれません。
それにしても、小さな鰹節の欠けらをボンに上げたと言って怒った母が
真新しい鰹節を丸ごと1本あげちゃうなんて…
どういう発想しているのか???
今でこそ笑って思い起こせるのですが
その時点では・・・
家族皆、可笑しなことが起ると、またお母さんだね!って言っていたんです(^_^.)
by: くるあんママ * 2013/02/25 15:59 * URL [ 編集] | page top↑
--NoTitle--

ママさんの心に中にお母様の楽しかったこと優しかったこと・・・・・・
いろいろ素敵なことがどんどん大きくなっていくんでしょうね
いいことですね
by: kimi * 2013/02/25 19:29 * URL [ 編集] | page top↑
--☆kimiちゃんへ、--

そうかもしれませんね…(#^.^#)
きっと、自己表現の下手だった母が、今頃になって
素直に気持ちを伝えてきているのかな?
と良い方に考えるようにしています。
コワい母だったけど、今となってみると可哀想な気もします。
by: くるあんママ * 2013/02/25 19:53 * URL [ 編集] | page top↑
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プロフィール

くるあんママ

Author:くるあんママ
2012年夏、東京下町から南房総内房の海岸近くにお引越し。
ミニチュアシュナウザー、くるみ(ソルト&ペッパー12歳)とあんず(ブラック8歳)パパママの4人暮らし。
時に、オバちゃんの介護日誌も兼て。
東京の家には長女CHA-ネエ・ポメラニアン小太郎(7歳)きなこ(2歳)が。
お散歩、趣味(料理)、お友達とのお付き合い、ボランティア等々気の向くまま綴っています。

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