
朝夕、肌寒くなりました。
叔母の体調は 目下まずまず落ち着いているようです。
最近は叔母の小さな変化… 例えば
咳払いとか、 目の表情とか 肌のかさつき、温かみの感触で
どの程度元気なのか、ママは把握できるようになりました。
今は小康状態、といったところでしょうか・・・
会話は相変わらずです。
今日はお母さんの入所希望の申し込みにいらした
女性とおしゃべりした叔母。
「しっかりしていらっしゃいますね?」と言われ
「えぇ! ボケてるシマ(暇のこと)ありませんから」
と江戸っ子弁でお返事。
ここで起こった周囲の笑いは、真面目に答えた叔母にとって
意外な反応だったに違いありませんヽ(´▽`)/

叔母は関東大震災の年に生まれました。
震災(9月1日)以降に出生届けが出されましたが
本当はそれ以前に生まれていたのです。。。なぜ届出が遅れたか?
実は男子誕生を願っていた祖父(叔母の父)の気持ちを思い
4人目の子供も娘であることを打ち明けられなかった祖母が
「男の子が生まれた」と嘘を言ってしまったのです。
喜んだ祖父は男子の名前を次々考案…もちろん
男の名を届け出るわけには行かず、次々却下する祖母。
ついに叔母は名前決定を前に、『坊や』と呼ばれるようになり
その呼び名は今でも引き継がれています。
「91回目の誕生日、おめでとう 坊や」