
朝、お散歩していると
田んぼからカエルの合唱が聞こえます。
その子供たち、オタマジャクシ見えますか?

こんなにたくさんいますが、みんな大きくなれるのかな?
蛇や、交通事故に気をつけてね。
くるあん家の近くに、もう長~~いこと空家のままの家があります。
石垣や、庭からのアプローチの印象から、
当時は素敵な住まいだったことが彷彿させられます。
で…このお宅の荒れ果てた庭に、オオムラサキツツジや藤が・・・

訪れる人のないまま咲いています。
花はこれからですが、紫陽花も大きく枝を広げています。
ママはこれを見るたび、若い頃読んだ小説を思い出します。
そこには美しい自然に恵まれた英国マンダレーの
お城のような広大な邸宅と広大なお庭が登場します。
小説の語り手(主人公)は、恋に落ち結婚した夫とともに、
この美しい自然と屋敷と庭園を訪れますが、ここには彼の前妻の
こだわり抜いた美の極致が漂っていて、その前妻に長年仕えてきた
使用人は、その前妻の魂や思い出を、ひたすら守り抜こうとしています。
美しく完璧な女性と思える前妻と、庶民感覚の主人公。
その前妻の秘密を、共有しているかのような使用人。
そして前妻の謎の死を知り、この美しい屋敷で何が起こったのか。。。
主人公はこの奇妙な新生活を送ることに精神が疲れ。。。
小説は、ここからスタート。
疲れ果てた主人公の見る夢が冒頭に登場します。
鉄の門扉をくぐり抜け、屋敷に向かう道を進む。。。
道は巨大化した紫陽花や木々が生い茂り、やがて
つたに覆われ廃墟と化した邸宅が現れます。
この静かでありながら恐ろしい雰囲気に
ハラハラしながら読み進めていったのを覚えています。
この小説『レベッカ』はヒッチコックの映画にもなったそうですが
ママは見ていません。
サスペンスとして秀作という人もいますが、若かったママは
この夢に登場する廃墟と荒れた庭のイメージが強烈で、他は
あまり記憶にありません。
ただ、ご近所の荒れた庭を見るたび、レベッカの冒頭の部分が
頭によぎります。といってもその広さは、比較にならないのですが…
そこはかとなく栄枯盛衰を感じてしまいます。

我が家の庭は・・・

遅咲きの桜が今も咲いています。

これは、我が家の西側に咲く

シャリンバイ↑

最近、野良猫ちゃんが堂々と、我が家の庭で寛ぐようになり

くるあんは、甘く見られています。
キョロキョロ。。。猫ちゃん、いるかな?

今年もペチュニアが道路にはみ出して

咲くようになりました。
このペチュニア、景品の残り物をタダで頂いたもの。。。
毎年春から秋口まで、もう3年も咲いています。